What’s SapporoRoundWalk?
さっぽろラウンドウォーク
とは?
札幌をぐるりと一周。
140kmのコース。
札幌はみどりに囲まれた自然豊かな都市。
そんな魅力をもっと多くの方と
一緒に楽しむために。
・自然を楽しむ里山コース
・街を望める山手コース
・歴史と文化の田園コース
3つのコースを設置しました。
選べる3つのコースはこちら
街を望める山の手エリア
街を望める山手エリアは札幌市の西側を歩くコースです。
歴史と文化の田園エリア
歴史と文化の田園エリアは札幌市の北側を歩くコースです。
自然を楽しむ里山エリア
自然を楽しむ里山エリアは札幌市の南側を歩くコースです。
「さっぽろラウンドウォーク」提案の経緯
2017(平成29)年度から2年間にわたり、北海道大学観光学高等研究センターが主催して「歩く滞在交流型観光の新展開」をテーマとする観光創造研究会行いました。
その後、2019(令和1)年度から2年間、札幌市およびエコ・ネットワークの協力を仰ぎ「札幌市における産官学連携による歩く滞在交流型観光の実装化に関する研究会」を継続してきました。
これらの研究会の具体的な成果の一つとして、『さっぽろラウンドウォーク』という名称の札幌市街地の周囲をぐるっと一周する約140kmの歩く道を提案するに至りました。
「さっぽろラウンドウォーク」のコース
この歩くための環状コースは「歴史と文化の田園エリア」「自然を楽しむ里山エリア」「街を望める山手エリア」という3つのエリアに大別できます。
人口200万人の札幌市が有する自然、歴史、文化の魅力を余すことなく体感できる歩くコースを目指して設定したものです。
このコースは新しく建設するものではなく誰もが自由に歩くことのできる既存の公道、都市公園、緑道、河川敷、自然歩道などをつなぎ合わせたものです。
「さっぽろラウンドウォーク」は誰のもの?
今後この『さっぽろラウンドウォーク』を実現化するためには、コースの所有者及び管理者である行政機関、コース周辺の地域住民、コース利用者としての地域住民と観光者、ウォーカーに各種サービスを提供する民間企業といった様々なステークホルダーが力を合わせることが不可欠です。
そこで、これまで研究会に参加してきたメンバーの中から有志を募り、『さっぽろラウンドウォーク』の設定、普及、発展を通じて、歩く文化の醸成を図ることを目的とした[NPO法人ウォークラボ札幌]を2020(令和2)年9月に設立しました。(法人認証は12月)
今後、この[NPO法人ウォークラボ札幌]が『さっぽろラウンドウォーク』の実現化に向けた活動を行っていきます。
「さっぽろラウンドウォーク憲章」
私達は先人によって築かれたこの札幌のまちなみや住環境、
歴史や文化、自然資源など誇れる財産を継承し
次世代に引き継いでいかなくてはなりません。
歩くことの楽しみや、
先人のまちづくりに対する思い、
それによって形成される人々の営み。
新たな交流が生まれることによる資源の再認識を目指し、
ここに6つの憲章を掲げます。
- 自然保護
豊かな緑と水をはぐくむ自然を感じる道とします。 - 郷土学習
郷土を知り、守り、その誇りを伝える道とします。 - 健康づくり
健康づくりを促進する道とします。 - 観光資源
札幌の価値を高める観光資源としての道とします。 - 市民協働
市民協働で守り伝える道とします。 - 持続可能性
多くの人に親しまれ、子や孫に伝える道とします。