【イベント】札幌の野生生物との共生をさっぽろラウンドウォークを歩いて知ろう・学ぼう(3回開催)

190万人都市札幌。この街は世界でも珍しくこれだけの人口がありながら周囲を大自然に囲まれています。野生動物たちの姿を市街地やその際で見られることも珍しくありません。しかし野生動物と人とは本来生活する場所が異なります。近づきすぎると近年多く見られるようになってきた野生動物たちとの摩擦につながります。まずは人の側が野生動物たちを知り、摩擦を極力なくすことが意味を成してきます。
2年前にオープンした札幌の周りをぐるりと歩いて回ることができる約140㎞のさっぽろラウンドウォークでも人の生活圏と野生動物の生息域が重なるエリアがあります。今話題のヒグマ、交通事故にもつながるエゾシカとの衝突事故、キツネが媒介するエキノコックス…。
 さっぽろラウンドウォークを歩きながら専門家の講師による野生動物たちの生態を知ることができます。

開催概要

日時

2025年7月21日(月祝)、9月6日(土)、11月9日(日)
毎回9時半現地集合、12時半頃現地解散/約3時間

参加費

1,000円(講師料、ガイド料、資料代、SRWマップ代、傷害保険料等含む) ▶当日受付で集金

定員

各回20名(要申込・先着順)

実施場所

※野生動物の痕跡などのためルートを一部変更する場合もあります

  • ①7月21日(月祝)

セクション10 真駒内駅~(約8km)

  • ②9月6日(土)

セクション2 旭山記念公園~(約6km)

  • ③11月9日(日)

セクション10 滝野すずらん公園~(約6km)

講義ポイント

①ヒトとの生活圏が近いエリアに侵入するキツネやタヌキなどの中型野生動物の問題と恐怖の寄生虫・エキノコックスとは!?

②西野エリアに侵入するヒグマ問題。ヒグマの生態や行動、好む食べ物を知る。

③市街地に進出し始めているエゾシカやアライグマの生態を知ろう!

講師・ガイド

[野生動物講師]

②NPO法人 EnVision環境保全事務所 早稲田 宏一
①③エコ・ネットワーク代表 小川 巌

[SRWガイド]

①②③NPO法人 ウォークラボ札幌((株)ジオ) 小川 浩一郎

申込

お申込みフォーム

野生動物講師

早稲田宏一(わせだこういち)

1974年生まれ。学生時代にヒグマの生態調査に関わる。以後ヒグマ・エゾシカ等の調査研究や被害対策の業務に従事。狩猟者としても活動し、野生動物の普及啓発活動にも取り組んでいる。特定非営利活動法人EnVision環境保全事務所研究員。

早稲田さん

小川巌(おがわいわお)

1945年北海道・松前町生まれ。横須賀市で少年時代を送る。1992年設立のエコ・ネットワーク代表。環境に関わる諸問題を市民と一緒に考え、行動する環境市民団体。設立以来、環境ボランティアやフットパスを重点テーマとして活動してきた。「クマボラ」はクマの市街地侵入を防止するためのボランティア活動で市民に呼び掛け、放棄された果樹(主にサクランボ)の伐採と整理や中小河川の草刈り等を2020年以降月1回のペースで続けている。

小川さん

Tips
さっぽろラウンドウォークを
便利に歩くために

地図の販売開始しました。

さっぽろラウンドウォーク地図

歩く際に便利なアプリを提供しています。

さっぽろラウンドウォークアプリ

Join
活動に参加する