「札幌の野生生物との共生をさっぽろラウンドウォークを歩いて知ろう・学ぼう」の1回目開催レポート
「札幌の野生生物との共生をさっぽろラウンドウォークを歩いて知ろう・学ぼう」と題したイベントを3回にわけて行います。
その1回目を開催したので報告レポートです。
定員となる20名のお申し込みがありましたが暑さが予報されたためか17名となりましたがそれでもご参加いただきありがとうございます。

札幌市は周囲を自然に囲まれており、ヒグマやエゾシカ、キツネやタヌキなどの野生動物が隣接する自然の中に生息しています。
昨今、野生生物との問題が報道等でも多く取り上げられており、今回の企画は札幌をぐるりと周回するさっぽろラウンドウォークを歩きながら野生生物の生態や痕跡を市民の皆様に知っていただく機会としたものです。
今日は南区真駒内からスタートして常盤までを歩きました。
講師はエコ・ネットワーク代表の小川巌氏です。
その途中にはエゾシカが角を擦り付けた跡やキツネまたはタヌキが土の中に生息する虫を掘り返した跡などを知っていただきました。

他にもクマが好む食べ物やエキノコックスについての説明も。
特に前半の真駒内保健保安林の中では多くの痕跡を確認することができました。

後半は直射日光とアスファルトからの照り返しもあったため15分繰り上げての解散となりました。
次回は9月6日(土)にセクション2のエリアの中からヒグマの生態や痕跡が確認できるかもしれない地点をNPO法人 EnVision環境保全事務所の早稲田宏一さんを講師にお招きして歩きます。
次回(第2回)のお知らせ
- 日時:2025年9月6日(土曜日)
- テーマ:ヒグマの生態・痕跡に注目
- 講師:NPO法人EnVision環境保全事務所 早稲田宏一氏
- 第2回・3回目の詳細・申込方法
第1回で撮影した写真紹介
- ヒグマの好物のオニグルミ

- 掘り返した穴の跡
